長弓寺 薬師院について
由緒
奈良時代の豪族・小野真弓長弓とその養子・長麿。若年の聖武天皇に従い、このあたりの土地で狩猟をしていました。森から一羽の怪鳥が飛び立ったのを見て、親子でこれを追いかけます。その時、養子の長麿が誤って父・長弓を射殺してしまいました。聖武天皇はこれを深く哀しみ、行基に命じてこの土地に小さな御堂を建てます。十一面観音をおまつりになり、長弓(たけゆみ)の菩提を弔ったとされています。
国宝である長弓寺 本堂には、棟上弘安2年(1279年)の墨書があります。鎌倉時代の建築様式の一派である「新和様」が特徴で、組物の簡素な点を彫刻入りのかえる股でおぎなっているのが特徴です。内部は虹梁と呼ばれる梁が印象的で、露出した垂木が構造の美を発揮しています。薬師院は長弓寺にある3つの塔頭寺院の1つです。
寺院概要
- 名称
長弓寺 薬師院
- 住職
岡崎 良仁
- TEL
0743-78-2468
- FAX
0743-79-3744
- 営業時間・定休日
葬儀のご連絡:24時間いつでも受け付けております。
カウンセリング・精進料理:正月、お盆、お彼岸の時期はお休みです。
カウンセリング(電話受け付け):9:00~19:00
カウンセリング(オンライン):9:00~24:00
アクセス
住所/〒630-0131 奈良県生駒市上町4446
電車でお越しの方/近鉄けいはんな線「学研北生駒駅」より徒歩約17分
バスでお越しの方/奈良交通バス「真弓4丁目」「生駒上町」より徒歩約5分
車でお越しの方/県道7号線「真弓橋東詰」の交差点を東に入ってすぐ(駐車場70台完備)